エロテロリストというスタイルが芸能界に定着したインリン・オブ・ジョイトイ。
凡百なお茶の間女性タレントと決定的に異なるキャラクターを持つ彼女は、その“エロテロリスト”という一般に認知される紋切的なイメージなど余所に、今や若い女性が憧憬を抱く象徴的な存在となりました。
そんな彼女の極めて重要な歌い手としての実体、それがマルチメディア・ユニット、ジョイトイのモデル兼ヴォーカリスト＝表現者としての姿です。ジョイトイはファースト・アルバム「愚民の戀」の2003年のリリースからおよそ2年振りとなる新作を完成、そのミニ・アルバムはユニットとしての世界観をより深く表現するのと同時に、DJ KAORIとのコラボレーション（「Be My Lover!! ＜2004年＞」）、またWOOFINや、S-Cawaii、411といったファッション雑誌でのモデルでの大活躍を通じてマーケットに訴求したB系の他例を見ない“カッコ良さ”を体現してきた新たなイメージを細大洩らさずに伝える作品集となりました。